こんにちは。つくもです。
最近では「あつもり」をはじめデジタルゲームの多くがオンライン化して、人とのつながりを重視するようになりました。
そういった背景からか、手軽に楽しめるアナログゲームがとても人気です。
アナログゲームは将棋やチェスなどといった伝統的なものだけではなく、日々新しいゲームが生まれています。
そう、とにかく数が多いのです
私はゲームマーケットというイベントを通じてアナログゲーム沼にはまったのですが、メーカー品から個人サークルが作ったものまであわせたら、一生かかっても全てのゲームを遊ぶのは難しいのでは?と感じたほどでした。
そして軒並み価格が高い
中には500円程度のゲームもありますが、その多くは2,000円以上であり、大型のものは10,000円越えのものまであります。
そして、悲しい事実としてパッケージが気に入った商品をジャケ買いし、持って帰ってから実際遊んでみると、ルールが複雑だったり、思っていた内容と違ったりで自分に合わなかったなんてこともままあります。
今回は100種類ほどアナログゲームを実際に遊んでみた経験から、選ぶポイントを4つ紹介します。
・年齢
・プレイ人数
・ジャンル
・耐久性
以上の4つをおさえれば、実際にゲームを購入するときの参考になると思います。
以下で詳しく解説していきます。
年齢
プレイする参加者は小学生でしょうか? 中高生でしょうか? それとも大人でしょうか?
本当に基本的なことなのですが、ゲームである以上ルールがあります。
そしてアナログゲームにおいて、参加者がルールを守ることができるという共通認識のもと、ゲームは進行されます。
そのため、「順番が守れる」「絵が認識できる」「文字・数字が読める」などの要素でプレイできるゲームが広がっていきます。
言い換えると、年齢が低かったり、他者とのコミュニケーションが難しい参加者が居る場合は、シンプルなゲームを選ぶ方がいいでしょう。
そして、参加者が複数人の場合は低年齢の参加者に合わせて難易度を設定するのが望ましいです。
初対面のメンバーで行うゲームであったり、レクリエーションの一環で交流を目的とする場合は、あまり複雑なルールのゲームを選ぶべきではないでしょう。
もちろんゲームには得意不得意だったり好み(後述します)があるので、必ずしも年齢にしばられる必要はありません。
気心の知れたゲーム好きのメンバーで難易度が高いゲームをやりたい!となれば、手ごたえのあるゲームの方がいいでしょう。

山札から順番にカードをめくって蛇の胴体と尻尾がつながったらカードを手に入れられます
戦略性は無いものの、数字や言葉を使わないので、小さいお子さんも楽しめます。
プレイ人数
どんなゲームにも楽しく遊べる対象人数というものが設定されています。
2人でじっくりやるものから、3人以上でないとできないものまで内容によって様々です。
ここで注意していただきたいことは、「対象人数に幅があるゲームは、人数でルールが変わる」ということです。
以前私も
このゲーム2人~4人で遊べるぞ。普段は妻と遊んで友人と遊ぶときにも使えるじゃないか
と購入したのですが
実際には2人では特殊なルールでしか遊べず。友人と遊ぶときにしか出番がありませんでした。
このように単純に持ち札や駒の数が変わるだけなら良いのですが、ゲームによっては選択肢が限られてしまったり、使えない要素が出てきてしまったりします。
ですので大事なのは「普段このゲームは何人で遊びたい」かは重要な基準となります。

「レシピカード」にある「食材カード」を探して、他のプレイヤーより先に料理を完成させましょう
2~4人までしか遊べませんが、ルールの変更一切無しなのでアナログゲーム初心者にもオススメ
好みのジャンル
ゲームはその種類によって多くの要素があります。
記憶力や論理的思考力
サイコロやルーレットを使った偶発的な現象への対応
他の参加者と競い合う対戦系
他の参加者と力を合わせる協力系
会話やジェスチャーを楽しむもの
持ち駒やカードを増やしていくもの
反射神経が求められるもの
これらの要素が複数集まってゲームを構築しています。
「反射神経は無いけど、人との会話で進めるゲームはとても得意」
「数字やルールが多いと混乱しちゃうけど、他の人とサイコロ振って協力してクリアできると、とっても楽しい!」
このようにジャンルによってゲームの楽しみ方は大きく変わります。
好きなゲームがある方は、自分がどんな要素が好きなのか考えてみるといいでしょう。
耐久性
アナログゲームを子どもと遊ぶ上で気になるのは耐久性です。
小学生くらいまでの子ども達と遊んでいると
カードが折れたり
部品が破損したり
とにかく劣化が激しいです。
それもあってか対象年齢が低めのゲームほど頑丈に作られている傾向があります。
木製であったり、カードが曲がらないように厚めであったり、防水加工が施してあったりします。
また、紛失も多いです。
どこに隠したんだろうと思うほどに部品がなくなります。
もし事前に子ども同士で遊ぶような状況が予測できるのであれば
多少頑丈で、付属品が少しなくなっても進行できるゲームを選ぶのもいいかもしれません。
企業メーカーのゲームであれば問い合わせをして、付属品を再購入することも可能です。
また、個人で販売しているゲームの場合は再販していない場合もあるので、気をつけましょう。

同じ絵柄を2枚そろえるシンプルなルール
キラキラで少し厚めのカードなので幼児でも遊びやすい
おわりに
ゲームは良好なコミュニケーションのきっかけを与えてくれます。
ゲーム選びは「誰と」遊ぶかで大きく変わってきます。
せっかくゲームをするのであれば、ワクワクする楽しめるようなものを選べると良いですね。
それでは。