こんにちは、富子です。
我が家には、4歳の子どもがいます。
思い返すと、妊娠していたころ、
誰か!!出産への心の構え方を教えてくれ!!!
とつねづね思っていました。
自分の出産経験を通して、不安な気持ちにどう向き合ったらよいのか…
妊婦だったころの自分にあてて書くことで、同じ状況の方の助けになればと思います。
「自分の心を整えることができるのは自分だけ」

産院の通院時に持参していたメモ帳です
不安な気持ちでいっぱいの心を整えるためにどうしたらよいか
アロマやヨガ、音楽など色々な方法がありますが…
漠然とした不安を、明確にする
この方法が私には一番効果がありました。
不安で心配で、その気持ちを相談して落ち着けようとしました。
でも、実母や祖母、友人に相談してみても
ちょっと的外れなアドバイスをもらうことの方が多かったです。
出産したのがずいぶん昔のことだったり…
周囲のサポートの状況が異なっていたり…
体型が違っていて心配するところすら違っていたり…
助産師に相談しても心配しすぎ!!!!!!で終わったり(これが一番ダメージ大)
自分でできる対策で不安を解消しようとすると、
妊婦検診のときに産科医にできるだけ詳しく相談することを心掛けるようになりました。
その上で相談してみると
産科医か助産師が比較的まともに取り合ってくれました
妊婦検診で質問する分、不安・心配ごとはインターネットではできるだけ検索しないと心がけていました
なぜなら妊婦の不安を煽る記事が多く、結局産科に行かないと解決しないからです
「カンペキなお産はない」

「想定外のことは起きる」と関連するのですが
自分の理想とするお産のイメージがある人は理想のカンペキなお産が叶うのは結構難しいかもしれません
人間が一人一人違うように、お産も違います
体験談も心の準備としては参考になるのですが
あくまでその人の体験なのでまったく同じにはなりません
イメージがあればあるほど、実際がかけはなれてしまったときにショックです
出産にトラブルはつきものなので、イメージ通りになりません…
医療的にできること、サービスとしてしていることを踏まえて
「これが叶ったらうれしいかも」程度でバースプランを練っておくのがいいラインです
ただし、「配慮してほしいこと」「されたら嫌なこと」は必ず書いておきましょう
人それぞれ嫌に思うことも違いますし、助産師さんも多忙なので察してもらうことはほぼ不可能です…
提出前に、一回産院に目を通してもらってできることかどうか確認しておくとよいです
自分の気持ちに向き合って、バースプランを練っておくことが重要です
「想定外のことは起きる」
出産は想定外のできごとの連続です
これは妊娠してから嫌というほど経験した方が多いと思います
事前にそれなりに体験談を聞いていて心の準備をしていたとしても
いざ出産となる段階で「こんなの聞いてないよ!!!!!」って叫びたいくらいに理不尽なことが頻発しました
私の出産の体験ではこんなことが起きました…
これでも「トラブルなしの安産」でした
高血圧に関して言えば、本人は正常な数値の血圧であっても
親類にいるかどうか事前に確認があったので
医療者側としては想定内ではあったと思います
なるようになるさ!と吹っ切れればよかったのですが…
正直これについては解決策が
想定外は起きるから仕方ない
というものでした…(私は仕方ないと最後まで割り切れませんでした)
正産期に入って入院まで
「私が死んだときは子どものことを頼む」と夫に言ったり
「死にたくない!」と泣いたりしていました
不安な気持ちへの対策としてできること
出産への不安な気持ちの対策としてすぐにできることは
自分でコントロールできる部分のことを
準備しておくことで、少しでも安心できます
どうしても極度の不安に襲われることはありましたが
自分でできることをしているときは気が紛れました
また、初産の場合、パートナーと二人で冷静に会話できる時間は出産してからまったくと言っていいほどなくなります
- 今自分が不安に思っていること
- これから起きるかもしれない心配事
- 準備しておきたいこと
- パートナーにしてほしいこと
- お金のこと
- 家事のこと ……
おもいつくかぎりの不安材料についてパートナーと腹を割って話し合っておくとよいです!
ちょっとだけですが、いざこざが減ります
自分の中にある不安な気持ちは、「安心したい」というメッセージです
「しっかりしなきゃ」と自分を奮い立たせることも大事ですが
ただでさえ臨月は体力的にも精神的にも難しいと思います
そういうときには自分の気持ちを受け止めて
「どうしたら少しでも不安が減らせるのかな?」という考えで行動してみるとほっとできるときも出てくると思います
まずやってみましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございました
出産を経てみなさんが、母子ともに健康でいられるよう願っています
出産体験についての記事もありますので、参考までに見ていただけると嬉しいです