こんにちは。つくもです。
皆さんお休みの日に家族でのレジャーはどのようにお過ごしですか?
お家でまったりするのが好きな方もいれば、お出かけ好きな方もいますよね。
今回は、我が家(私と妻と幼児)がグランピングに行ってきた経験を元に、グランピングのポイントを解説します。
グランピングって何?という人や、興味はあるけど行ったことが無いという人にイメージをお伝えできると思います。
最初に簡単にグランピングの概要に触れてから、魅力と注意点について詳しく解説していきます。
それでは内容にいってみましょう。
グランピングって何?
グランピングは「豪華なキャンプ」と言われています。
一度でもキャンプを経験した方はご存知かと思いますが、野外で調理したり寝泊りするには必要な道具がいっぱいあります。
テントに寝袋、ランタンやバーベキューグリルなどなど、普段の生活では使わないものの方が多いのではないでしょうか?
グランピングではそういったキャンプ道具を持っていく必要がありません。
全て現地で準備してもらえるので、必要なのは着替えくらいなものです。
まるでホテルに泊まりに行くような軽い装備で行けるのが大きな特徴です。
さらに、自然が豊かな場所ではあるにもかかわらず、必要な箇所にはしっかり人の手が入っています。
道は歩きやすく草が刈り込まれていたり、迷わないように地図が置いてあったり、トイレが清潔だったりします。
仕事で山奥のキャンプに行った経験のある私としてはキャンプ場には無い快適さを感じました。
もちろん快適なキャンプ場もたくさんあると思いますが、最低限の手入れをしているというより、しっかりとしたイメージの元、サービスに特化していると感じました。
管理が行き届いた空間で贅沢な野外体験が出来ます。
どんな人に向いてる?
グランピングが向いているのは以下の3つのどれかに当てはまる方ではないかと思います。
1.家族や恋人とキャンプしたいけど、経験や知識が無い。
2.自宅にキャンプ道具を置きたくない&組み立て(片付け)たくない。
3.キャンプの手間がかかる部分はやらずに、手軽に野外活動を楽しみたい。
こうして並べるととてもワガママな要求のようですが、グランピングはそのニーズを満たしております。
どういうことなのか、次で詳しく解説していきます。
グランピングの魅力
1.キャンプに比べて格段に快適

野外活動には危険が伴います。
料理のために火を起こすときにはヤケドするかもしれません。
山の中で迷子になるかもしれません。
急な天気の変化や気温の上下が激しく、寒暖差で体調を崩すかもしれません。
キャンプでは自分でリスクについて把握して、対処しなければなりません。
さらに快適に過ごすためには自然の知識や良質な装備が必要になってきます。
つまり、キャンプをやろうと思っても実際にやってみると思ったよりハードルが高いのです。
その点グランピングはそのハードルがめちゃくちゃ低くなります。
季節に合わせた装備が現地で用意されています。
テントもすでに設営済みですし、なんならテント内は冷暖房が完備されています。
雨が降っても大丈夫なように、調理スペースには屋根がついています。
そしてチェックインの際に管理人(スタッフ)さんから施設について丁寧な説明があるため、必要な知識も当日知ることができます。
至れり尽くせりとはこのことだと思いました。
2.手ぶらでいける

良質なキャンプ道具はとても高価です。
何度も野外で使用する道具なので高いのは当然なのですが、キャンプ道具を一式そろえるだけで10万~20万かかってしまうのは事実です。
キャンプの快適さは装備品の質で左右されるという点から考えても、安ければ良いというものではありません。
そして道具が増えれば増えるほど、自宅の収納スペースが圧迫されてしまいます。
たくさんキャンプに行く人ならともかく、たまーに楽しみたい人や初心者にとって使わないのに購入したキャンプ道具は邪魔でしかありません。
新品の道具を買い揃えてキャンプに行くより、グランピングに行く方が考え方によっては安いのです。
また、グランピングではランタンや調理器具などのキャンプ道具は全て用意されていますし、テント等もすぐ使えるように組み立てられています。
道具の組み立て(片付け)という工程がないため、荷物をテントに入れたらすぐゆったりできます。
現地でのレンタルをするより圧倒的に楽です。
余談ですが、我が家ではテントにおいてあったランタンが気に入ったので、調べて購入しました。
普段はお店でしか触ることのできないものも、実際に使ってみることができるのはとても良かったです。
野外調理が始めてても大丈夫

キャンプ道具の準備が要らないことに加えて、食事の準備も下ごしらえも要りません。
これは本当に楽だったので強くオススメしたいのです。
キャンプの調理は水場の確保→火を起こすという工程があるため、自宅での調理には慣れている人でも時間がかかってしまいます。
加えてバーベキューグリルの焚きつけは、炭や着火剤を置いたり、空気の通り道をつくったり・・・なんて経験が無いと緊張します。
グランピングであればそういう心配はありません。
①指定された時間に食材がまとめられた保冷バックを受け取り。
②着火しやすく炭が配置されたグリルに、焚き付けやり方を書いた説明書通りに火をつけ。
③肉や野菜やパンを焼く。ビンに入ったサラダにドレッシング入れてシャカシャカ振って盛り付け。
以上でした。
よくあるキャンプ場のような共同の炊事場ではなく、自室となるテントの近くで調理ができ、水道もついているのです。
片付けについても、流しの近くの指定されたごみ箱にゴミを入れればOKだったり、使った食器は洗わずカゴに入れておけば回収してして貰えたり、とっても楽でした。
これにはキャンプでの面倒な点を見事に解決しているなと感じました。
場所によるのでしょうが地域の名産品を食材として使用しているところも少なくないと思います。
私が行った所は、特にお野菜に力を入れていて、サラダやアヒージョ、炭火で焼いた野菜がとても美味しかったです。
自然の中でのんびりした時間を過ごせる

自分でやることが少ない分、のんびりする時間が増えます。
ゆっくり散歩するもよし
ハンモックに寝そべって読書するもよし
飲み物を飲んでまったりするもよし(湯沸し用の電子ケトルとコーヒー紅茶パックが用意されてました)
わが子はとにかく広い敷地を散歩するだけで本当に楽しそうでした。
敷地内に子どものための遊具が設置してある所もあったり、ヤギやポニーといった動物と触れあれるスペースがあったり、野外ならではの楽しみもたくさんありました。
散歩をしていて気づいたのですが、自然豊かな野外ではあるものの整備された空間だなと感じました。
歩きやすいように道が作られていたり、空が見渡せるような空間があったり、高低差を利用して高い場所から見下ろせる場所があったり、見通しの悪い場所も少なく、危険が無いように配慮されていました。
注意点(気をつけて欲しいこと)
楽しくて特別な体験ができるグランピングですが、注意点もあります。
- 1.費用がかかる
- 2.近くに商業施設が無い
- 3.虫との遭遇
1.費用がかかる
一泊あたりの費用がキャンプ場の約3倍です。
食費・道具のレンタル代・サービスや整備などの人件費などを考えると当然なのですが、費用がかかります。
2.近くに商業施設が無い
大自然の中ということは市街地から遠いということでもあります。
私が利用した所は最寄のコンビニまで3キロありました。
車で移動していたので、買出しには行ける距離ではありました。
ただ、おやつや飲み物は事前に買ってから持ち込むのがいいでしょう。
3.虫との遭遇
大自然の中ということは・・・(以下略)
キャンプ場と比べて少なく感じましたが、どうしても虫とは遭遇します。
特に夏場利用する場合は虫対策しましょう。
虫除けスプレーや虫刺されの薬は持参した方が良いです。
おわりに
野外で贅沢な時間が楽しめるグランピングは本当にオススメのレジャーです。
何度も思い出しては話題にするほど、楽しい体験でした。
興味のある人は是非一回行ってみてください。
ご家族、ご友人との素敵な思い出になると思います。
我が家が行ったグランピングはこちら