1画面でPCで作業をしていて、「なんかやりずらいなー」という経験、あるんじゃないでしょうか?
例えば文書ファイルに貼り付ける画像を探してきてファイルに添付する際にいちいち画面を切り替える手間。
PC作業の手順書がPDFでしかないために、毎回印刷して手元で確認しながらやる手間。
一つひとつは些細でちょっとしたものです。
ですが「ちりも積もれば山となる」ということわざの通り、1日単位、1週間単位で考えると大幅に時間をロスしていることになります。
そうした悩みの解決として、サブディスプレイを導入するのはいかがでしょうか?
今回は実際に私が使ってみて感じたサブディスプレイを導入するメリット・デメリットの紹介。
そしてサブディスプレイの導入方法を紹介します。
・ブログなどのPC作業を効率化したい人
・日々の仕事でたくさんの資料やファイルを展開して、作業している人
・サブディスプレイを導入したいが、どうやればいいのか分からない人
使っているディスプレイ紹介
2022年現在、私は同じディスプレイを2台購入して使用しています。
.jpg)
「HP 24f」という種類のディスプレイですが、残念ながら現在は販売終了しているようです。
今は後継機の「HP M24f FHD」というディプレイが販売されていますので、参考にしていただければと思います。
サブディスプレイを導入するメリット
作業環境の拡充
導入してわかったのですが、圧倒的に作業がしやすいことに気が付きました。
ブログ冒頭でも書きましたが、「なんかやりずらいなー」と感じたら、ファイルをそれぞれの画面に展開すれば良いのです。
すると、あら不思議。
画面の切り替えでマウス操作やキーボードのAlt+Tabを押す手間が激減しました。
ファイルやウェブページを参照しながら入力作業が行える
ブログを含めて、PCの入力作業はすべて頭の中で組み立てるというより、自分で用意した原稿だったり、参照しているサイトを見ながら入力することが多いです。
そんな時に、入力用の画面と資料の画面をそれぞれ表示しながら作業することができるのはとても良いです。
実際に私はマインドマップでブログの原稿を作成⇒マインドマップを表示しながら、入力作業を行っています。

資料のダウンロード・アップロードの状況確認をしながら、作業を続けられる
私の場合は、ブログ用の写真をグーグルフォトに保存。
グーグルフォトから写真をブログ作業用のドライブに移す。
ブログ用のドライブから画像を探して貼り付けるという手順を踏んでいます。
写真を選んで保存するのは数秒でできますが、その間にただ待っているのではなく、作業を止めずに進められるのはとても良いです。
サブディスプレイを導入するデメリット
スペースをとる
こればかりは仕方ないのですが、ディスプレイを置く場所が無いと、導入はできません。
私は140㎝幅のデスクを購入して、そこに置いています。
種類によってディスプレイ用電源が必要
ディスプレイは個別に電源を必要とするものが多いです。
私も最初は「部品なのに電源いるの?なんで?」と思ったのですが、
例えばブルーレイレコーダー(再生)とテレビ画面(表示)にそれぞれ電源が必要なように、
PCとディスプレイにも電源が必要なんですね。
ただ、これに関しては電源ケーブルとPCをつなぐケーブルをUSBType-C一本で行うディスプレイもありますので、
ケーブル類がごちゃつくのがイヤという方には、こちらも良い候補かと思います。
サブディスプレイを導入する準備
すでにPCをお持ちの方がサブディスプレイを導入する準備について紹介します。
PC持ってない方はまず、自分のスタイルに合ったPCを選んで買いましょう。
私は自作しました。
スペースの確保
ディスプレイを置く場所を用意しましょう。
配線する関係上、多少奥行のあるテーブルの方がオススメです。
顔と画面が適度に距離が離れてた方が見やすいです。
画面は横並びでも良いですが、スペースが無いのであれば、1つは角度をつけても良いです。
また角度をつけない場合でも、画面の見やすさを確保するために、視野角が広いディスプレイの方が良いです。
私が使っているディスプレイも視野角が178°あるため、角度をつけて設置していますが、見えにくいということはありません。
2画面設置程度であればこのくらいの机があれば大丈夫です。
PCとつなぐケーブルの種類
PCの出力端子の穴によって必要なケーブルが変わります。
ディスプレイ選びにもかかわってきますので、パソコンの背面をしっかり見ていきましょう。

・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・
・・・うん。よくわかりませんね。
詳しく見ていきましょう。
HDMI

DisplayPort

DVI

D-sub(VGA)

変換ケーブル
あれ、PC側の出力端子の数が足りないぞ?
そう思ったときに活用できるのが変換ケーブルです。
HDMI⇔DVI
HDMI⇔VGA
Displayport⇔VGA
長さに要注意
ディスプレイ同士をつなぐ場合は1~2Mで足りますが、それぞれをPCにつなぐ場合は2~5M必要になってくる場合もあります。
ケーブルの長さが足りなくて、PCの置き場所が予定と変わってしまうことが無いように、ケーブルの長さは余裕をもっておきましょう。
電源の確保
デメリットのところでもお話しましたが、PCと別にディスプレイ用電源が必要になる場合もあります。
必要な口数を確認して、電源を確保しましょう。
ディスプレイ×2
スピーカー×1
モバイルwifi×1
ipad×1
3口あまってますが、とっても便利です。
サブディスプレイ設定方法(Windows10)
配線が完了したら今度は設定に移ります。
PCを起動してください。
もし、PCの画面をつけながらケーブルを配線した場合は1度再起動してからやってください。
Windowsキー(スタート)を押す⇒設定を選択


システムを選択⇒ディスプレイを選択


検出して2画面出ていることを確認

マルチ ディスプレイ⇒表示画面を拡張するを選択

マウスが左右のディスプレイの間を行き来できることを確認する
もし、ディスプレイの外側同士がつながってしまったのであれば、ディスプレイ最上部の「1・2」を入れ替えてみてください。

おわりに
設定が無事完了した方お疲れ様でした。
私もサブディスプレイを導入してみて感じたのですが、
単純に画面が大きいことで、こんなに作業がはかどるとは思いませんでした。
これからも愛用のPCと楽しくブログを書き続けていきます。
この記事が皆さんの何かの参考になればうれしいです。
それでは。
(つくも)