使用済みの使い捨てカイロを捨てる前に、リサイクルしてみませんか
使い捨てカイロを原料にして、水や土の質をよりよくする取り組みをしている会社があります
この記事では、使い捨てカイロのリサイクルへの出し方や各地の回収スポットについても紹介しています
実際に、私も使い捨てカイロをリサイクルに出してみました!
もし「使い捨てカイロを捨てない方法はないかな」と思っているなら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね
使い捨てカイロは捨てずにリサイクル
GoGreenJapanのリサイクル事業
GoGreenJapanでは使い捨てカイロを原料にして、2種類のペレットを作っています

水質をよくしたり、土の栄養をおぎなうペレットを作っています
- 池や堀の水のヘドロを減らす水質浄化剤
- 土の栄養をおぎなう土壌改良剤
全国から集まった使い捨てカイロが、水や土の質をよりよくするために使われます!
燃えないゴミとして埋め立てるしかない使い捨てカイロが、資源になるってすごいですよね
さまざまなメディアで紹介
SNS
お笑いコンビ・マシンガンズ滝沢さんは清掃員としても働いています
X(旧Twitter)にて、ごみ問題についての発信のなかで紹介がありました!
【今日のごみトリビア】
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) February 9, 2025
カイロは中身に鉄が入っているので、不燃ごみの所が多いです。この程度なら可燃ごみでも大丈夫という所も少なくないので、パンフレットをご確認ください。ちなみに寄付することもできます。水質汚染を改善するキューブを作るそうなので、僕は冬が終わると送っています。 pic.twitter.com/h8T5E8F1FJ
私はこの発信で知りました!
テレビ・YouTube
GoGreenJapanが愛知県で活動していることもあり、県内でのメディアでよく紹介されています
テレビ愛知「5時スタ」
2025年3月28日に「5時スタ」で紹介されて、YouTubeでも見られますよ
名古屋テレビ「メ~テレ」
2025年3月6日に「メ~テレ」でも取り組みが紹介されました!
新聞
毎日新聞神戸紙面、毎日新聞デジタル
2025年2月23日に、毎日新聞「神戸・大阪」紙面にて紹介されています
毎日新聞デジタルでの紹介記事は有料でしたが、GoGreenJapanの公式サイトで、新聞記事が読めますよ
使い捨てカイロはどこに送ればいい?
使い捨てカイロの送り方とあて先
使い捨てカイロを送る手順は、公式サイトにもあるとおりです
- 中身がもれないようにビニール袋に入れる
- 袋の空気をぬいて段ボールなどに梱包
- 元払いで発送
送り先は、GoGreenJapanあてです
〒490-1143
愛知県海部郡大治町砂子長田 1178-2
(一社)GoGreenJapan 宛
TEL052-444-5110
あて先を間違えないよう注意しましょう!
使い捨てカイロを送るときQ&A
送料は自己負担?
使い捨てカイロを送るときの送料は自分で負担します
お近くに回収スポットがあるときには持ち込みもできますよ
貼らないタイプしか送れない?
貼る・貼らない、種類・大きさに関係なく送ることができます!
靴に入れるタイプもOKってことです
期限切れのものはどうしたらいい?
期限切れの使い捨てカイロも、リサイクルに出すことができます!
使わないまま使用期限が切れたカイロは、一度開けて、完全に冷えてから送りましょう
封が破けて発熱してしまったら危ないですよね
公式サイトのカイロ開封と積み込み作業動画を見ていると、大量に届いたカイロを使用済みと未使用のものに分けていました
仕分け作業をしてくれるスタッフさんたちの安全を守り、手間をへらすためにも、温度が完全に下がったカイロを送るようにしましょう!
使い捨てカイロの回収スポットはどこ?
直接持ち込みできる場所は少なめ
冬季限定で回収しているところも
調べてみたところ、通年いつでも回収をしているところはあまり見つけられませんでした
ネットでの発信が少ないのかも…
冬の寒い時期の1~2月頃には、自治体や商業施設など身近な場所でも取り組みがありました
2025年1~2月には神戸マルイでも持ち込みスポットが設置されていましたよ!
お住まいの地域の名前で検索してみると見つけられるかもしれません
GoGreenJapanへ送付がおすすめ
各地域での回収の取り組みをしているお店や施設には、持ち込みが前提です
直接持ち込みできるところについても、集めたカイロをかわりにGoGreenJapanに送ってくださっています
ありがたい!!
もし住んでいる近くに直接持ち込みできるところがないようでしたら、GoGreenJapanあてに送ることをおすすめします
直接持ち込みできるところ
北海道
ホテルロビーに回収スポットを設置していて、利用客や地域に住んでいる方からのカイロを集めています
京王プラザホテル札幌の公式noteによると、GoGreenJapanあてに送ってくださっているとのことです
ホテルに泊まったときにも寄付できそう
関東
東京秋葉原にある電機屋さんで、一年通して持ち込みができます
GoGreenJapanの取り組みに賛同して、回収したカイロをかわりに送ってくださっています
都内ではじめての回収スポット!
中部
GoGreenJapan公式サイトにて、直接持ち込み先とされている会社です
協賛している企業だよ
関西
使い捨てカイロの鉄粉を資源として再利用する取り組みをしています(2025年5月下旬まで)
GoGreenJapanとは異なりますが、自治体としては珍しい取り組みです!
九州
福岡県 シュガシュガ
福岡市にあるフクロモモンガカフェさんです
集まったカイロをGoGreenJapanに送ってくださっています
使い捨てカイロのリサイクルの取り組みは?
GoGreenJapanだけ!
全国的にみても、使い捨てカイロのリサイクル事業に取り組んでいるのはGoGreenJapanだけです
神戸市のように、期間を決めてリサイクルに取り組んでいる自治体もあります
使い捨てカイロの回収とリサイクルの取り組みがもっと広がってほしいです
環境に配慮したカイロを使う方法も
使い終わったあと、土にまぜて使える使い捨てカイロがありました!
宝商「エコポッカ」、オカモト「土に還せるカイロ」の二種類が見つかりました

見たことがないよ!!
商品としては存在しているのにそもそも店頭で見かけたことがなく、あることを知りませんでした
オカモト「土に還せるカイロ」は貼る・貼らないどちらもあるらしいのですが、あたたかくなったためかメーカーでも在庫ぎれになっていました
ドラックストアやコンビニなど、使い捨てカイロといっしょにもっと並んでほしいかぎりです
実際に使い捨てカイロを送ってみた
ビニール袋にまとめる
使い終えたカイロが、すべてしっかりと冷え切ったかどうか確認します

今回は少量です
ビニール袋に入れるときは中身がもれ出さないように、しっかりと包みましょう
大量にある場合には、いくつかのビニール袋に分けていれると持ち上げやすいです
袋の空気をぬいて梱包
ビニール袋に入れたら空気をぬき、段ボールなどで梱包します

紙袋に入れて発送しようと思いましたが、レターパックで送りました
専用資材を買えば、すぐ梱包できてポスト投函するだけなのでかなり楽ですね
定形外よりレターパックの方が安かった
使い捨てカイロが大量にあるときには、梱包のときにも注意が必要です
- 複数の段ボールに分ける
- 底が抜けないよう補強する
使い捨てカイロはまとめると重くなりがちなので、自分が持ち運べるくらいの重さでまとめておくことをオススメします
集荷の人も大変になっちゃうからね
GoGreenJapanあてに発送
レターパックの専用資材を買って、その場で入れて発送しました
写真を撮り忘れました…
もし東京都にお住まいでしたら、ヤマト運輸の「こねこ便420」の方が10円安いです
使い捨てカイロがたまってきたら、ゆうパックやヤマト運輸の宛名ラベルを作っておくと便利かもしれないですね!
使い捨てカイロはGoGreenJapanへ
今回は「使い捨てカイロのリサイクル事業と回収の出し方」について紹介しました
捨てられずに取っておいてあるということで、保冷剤も使い捨てカイロの仲間かもしれないですね
自宅にたまってしまった保冷剤の手放し方について解説した記事もありますので、ぜひあわせて読んでみてください
無印良品が保冷剤の回収をやめてしまった理由についての記事はこちらです