こんにちは。つくもです。
皆さんはお仕事でパソコンを使うでしょうか?
今回はパソコン作業は後回しになりがちな職種「保育士」である私がブログ用にPCを自作したので、その過程を前編・後編に分けて紹介していきます。
前編ではPCを作るきっかけや、どのようにパーツを選んだのかをお伝えしていきます。
初心者の方がPCの自作をする上で必要なことや、つまずきやすいところなど、制作過程のエピソードを交えながら紹介します。
なんで自作PCを作ったのか
2021年、私たち夫婦はとみつくブログをスタートしました。
それまで年賀状の作成くらいでしかパソコンを使うことがなかったため、性能についてもあまり気にすることがありませんでした。
10年前、たまたま自作PCに強い友人がいたため、当時ではかなり性能の高い(ハイエンドクラスというそうです)PCを作ってもらい、それを使っていました。
しかし、ブログを書くため毎日パソコンを触るようになり、ある日気づいたのです。
「もしかして今使ってるwindows7のOSサポート終わってる?」
調べてみると2020年の1月にサポートは終了していました。
かれこれ1年くらいサポート対象外のPCで文書作ったり、ブログ書いてたのかー。
これはマズい。
使えるから良いじゃんというレベルではない気がする。
古いOSでは新しいプログラムが使えないのは良いとしても、システムが更新されず脆弱になってしまうため、外部からのウィルス感染リスクが上がります。
それに加えてパーツが劣化してしまっていることも、リスクだと考えました。
10年前のパーツは当時最高に良いものだったかもしれませんが、今となっては普通以下の性能です。
新しいPCが・・・要る
そう思った私たちはまず既製品のPCを購入するか検討しました。
自作に強い友人曰く「既製品の場合メーカー製以外の部品の交換ができないため、ある程度の性能のものを買わないと、すぐに買い替える羽目になるよー」とのこと。
デスクトップPCは15万円以上かかる。
ノートPCでも12万円以上かかる。
自作PCは部品代で10万円。
よし、自作しよう!
前回のPCはほぼ友人の手によってつくられたものだし、横で見ていただけの自分は作り方も良く分かっていない。
でも、自分で作ったPCでブログ書けたら楽しいんじゃないか?
きっと経験に勝るものは無いな。
そう考えて、自作PCを作ることを決意したのでした。
PCの部品を選んだ基準
PCの部品はいくつかに分かれていて、それを組み合わせたり、交換することで性能を引き上げることができます。
とはいえ、私たちが求めているのは「ブログ運営」をするためのPCです。
ネットにつながって文章が打てれば良いのです。
動画編集やオンラインゲームをやる予定は今のところありません。
動作の安定性をあげるために、メーカーをそろえたりすることもありますが、今回は「お安く」「そこそこ」の性能を目指そうということになりました。
このブログを参考に、PCパーツを選びました。
Core i5 10400F | ¥18,480 |
B460M Pro4 | ¥14,200 |
W4U2666CM-8G | ¥8,864 |
MSI GeForce GTX 1650 AERO | ¥35,000 |
WD Blue SN550 NVMe | ¥6,516 |
NE550GOLD | ¥7,980 |
Windows10 | ¥17,527 |
合計 | ¥108,567 |
CPU
Core i5 10400F
「intel入ってる」でお馴染みのインテル製CPUです。
ファンが付属していて、CPUファンを別に買う必要が無いというのがチョイスしたポイントでした。
マザーボード
B460M Pro4
CPUと相性が良いものを選ぶという点で一択でした。
メモリスロットの爪が片側だったのはちょっと使いにくかったかも・・・・・・
メモリ
W4U2666CM-8G
互換性が高いものを・・・冒険しない。
合わせて16ギガ分の容量は欲しかったので、8ギガ×2枚のこの商品になりました。
SSD
WD Blue SN550
今のSSDはマザーボードに乗るくらいのサイズがあるのですね!
配線不要のM.2で容量が500ギガのものを選びました。
グラフィックボード
GeForce GTX 1650 AERO
基本的に動画編集やゲームをする人は必須と言われている部品です。
ブログ作成では使わない機能だなと感じたので、最初は購入しませんでした。
ええ、後で後悔することになりましたが・・・(後編をご覧ください)
電源
NeoECO Gold NE550G
安定性を重視して、品質が良いという評価のものをチョイス。
ケースと同じメーカーのAntec製のものにしました。
光学ドライブ
DVR-216D(以前使っていたものを流用)
古いけど動くなら、それで良いかなということで。
使うときが来たら買えば良いと思い、買い替えませんでした。
PCケース
Three Hundred(以前使っていたものを流用)
PCの大きさの規格は大きいものからフル・ミドル・ミニといくつかあります。
私のPCケースは「フル」でしたので、流用しました。
以前大き目のケースを買ってくれた友人に感謝です。
部品の購入をする上で比較したこと
以前PCを組んでもらった際に「PC部品は秋葉原などの電気街が安く手に入る」と教えてもらいました。
本当であれば、欲しいパーツを決めたら複数の店舗に直接行って在庫や値引きしてないかをチェックするのが基本です。
今回はできるだけ早くPCを組みたいという状態でしたので、ネットで比較しました。
TSUKUMO(ツクモ)
どこか愛着の沸く名前のPCショップです。
自分で作るだけじゃなくて、部品を指定して作ってもらうBTO(Build to Orde)というサービスもしています。
出張設置や出張修理などに加えて、データの復旧やクラウドなど保証が手厚いイメージ。
部品ごとに保証期間を設定できたりします。
Amazon(アマゾン)
言わずとしれたオンラインストア最大手です。
何でも売ってるAmazonにはやっぱりPCパーツも売ってました。
注意が必要なのは個人で出品している方から買うと保証がついていなかったりするので、購入前にページを良く読みましょう。
今回はこの3つのサイトで価格を比較しました。
商品の合計額はTSUKUMOやドスパラの方が1,000円程度安かったです。
しかし、どちらも現在在庫が無く、すぐに商品が届かないとのことだったので、Amazonで購入することにしました。
後半へつづく
さて、必要なパーツはそろいました。
日常的にパソコンを触らない職業でもパソコンを組み立てられるのか?
続きは後半をご覧ください。