Skul:The Hero Slayerってどんなゲーム?
ちびっこスケルトンの「スカル」がさらわれた「魔王様」を救いに行くというストーリー
「逆」王道、多くのゲームで敵側である魔族サイドから見た人間の姿が描写されている作品です
ジャンル
2Dアクションゲーム
メーカー
SOUTHPAW.GAMES(韓国のソフトウェア会社)

社員のアイコンがスカル風で面白いので是非HPも見てみて下さい
プラットフォーム
Steam(スチーム)
PS4(プレイステーションフォー)
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)
私はSwitchのダウンロード版をプレイしました
オススメポイント
美麗なドットグラフィック
ドット描画が好きな私はとっても満足できるレベルでした
背景や小物に至るまで繊細に作りこまれています


頭を交換すると操作スタイルが変わる

これが・・・

こんな姿や

こんな姿になります!
操作できるキャラが多いのがとても楽しい。
まるでニンテンドーでお馴染み星のカービィに出てくるコピー能力のよう

物理攻撃メインのものや魔法攻撃メインのもの、スピード重視なものなど36種もあるので、なかなか飽きません
しかも、頭は2つまで所持することができるので、状況に応じてチェンジすることができます
アイテムや頭のランクアップで強くなる
ゲームを進めていくと、アイテムを入手することができ、装備することでスカルを強化することができます

さらに多くの頭は強化することができます
頭を強化すると基礎能力が上がったり、特殊なスキルが発動したりします

道中に出てくる不要な頭は「骨」に変えることができます
集めた骨は一定のステージおきに出てくる「アラクネ」というキャラに渡すと頭を強化してもらえます

ステージやアイテムはランダム
このゲーム、「アイテムを購入できるエリア」と「ボスエリア」以外はランダムでステージが決まります
敵がたくさん出てくるエリアもあれば、ギミックが用意されていてクリアすればアイテムが手に入るエリアもあります

ギミックの種類によっては無視して素通りできるところもあります
また、ステージで手に入るアイテムや店で売られているアイテムもまたランダムです

「あのアイテムが欲しい」と思っても簡単に手に入りません
難易度はプレイする度に変化します
まさに「運も実力のうち」
とはいえ、プレイしているとだんだん自分のプレイスタイルにあったアイテムがわかってくるもの
自分の経験がアイテムの取捨選択を助け、プレイするたびに新鮮な気持ちでプレイができます
ゲームオーバーになったら最初から・・・でも
スカルの体力がなくなると、ゲームオーバーとなります

そして、スタート地点である魔王城に戻されてしまいます

所持していたアイテムは無くなります
苦労して貯めた骨やお金も無くなります
せっかく見つけた強い頭も無くなります
・・・
・・・・・・
ここだけ聞くと心が折れそうになりますよね
大丈夫です
このゲームには敵から手に入る「魔石」というアイテムがあり、これは無くなることがありません
そして魔王城の魔女に一定の魔石を渡すことで、スカルのステータスを恒久的に高めることができます
つまり、たくさんの敵を倒してからゲームオーバーすればするほど、「強くてニューゲーム」状態にできます
ボスを倒して進めるエリアが広がれば、魔女の他にも「頭」をくれる人狐や「アイテム」をくれるトロールといったキャラが魔王城に出現します
簡単にはクリアできない、「でも次こそは!」と何度でもプレイしたくなる仕掛けになってます
1回のプレイ時間が最長でも1時間程度
何度でも遊べる本作ですが、プレイ時間にも配慮されてます

最後のボスを倒したプレイタイムからもわかるとおり、1時間程度で遊べます
もちろん最初は10分もしない内に序盤の敵にやられてリスタートを繰り返すのですが、たくさん時間をかけてレベル上げをしなくて良いのがちょうど良いです。
残念ポイント
魅力満載なこのゲームですが、残念なポイントが一つあります
日本語訳が残念
韓国のゲーム会社がつくったということもあり、ナレーションはすべて「ハングル語」です
それだけならまだ良いのですが、キャラクターの喋り口調が一定で無かったり、変な訳がされていたり、誤字があったりします

英語やフランス語を始め、10か国語に対応しているため、そういうこともあるのかなと思いましたが、もうちょっと丁寧に訳して欲しいと感じました
意味は通じるレベルなので、ゲームのプレイに支障をきたすレベルではないと思います
まとめ
最初は手探りな状態が多く、敵も強く感じたのですが、プレイする度のめりこむように遊べたゲームでした
是非プレイしてもらえるとうれしいです
ここまで読んでくださり、ありがとうございました
(つくも)